早朝の上野公園で京都(風)の桜の花見を楽しむ

平成最後の花見、とは言いつつ来年の令和になっても花見をすることにはかわりはないんだろうな、なんて思っています。さて東京の中でも桜の名所と言えば上野公園ですが、この上野公園で実は京都(風)のお花見も楽しむことができるのでご紹介を。
上野公園で京都の名所?を見学する
上野公園の入り口ではさっそく満開の桜がお出迎えです。右の階段を上っていくと西郷さんの銅像があります。左手の緩やかな上り坂を上っていくと桜が満開の中を噴水広場の手前まで行くことができます。
清水寺のような舞台作りがある清水観音堂
さて左側の緩やかな登り坂を少し進むと右手になにやら見覚えのある建物が見えてきます。見事な舞台作りのあるお寺、清水観音堂です。
清水観音堂という名前からも分かる通り京都の清水寺を模して造られたとのこと。清水観音堂のサイトには
そして比叡山や京都の有名寺院になぞらえた堂舎を次々と建立しましたが、清水観音堂は京都の清水寺(きよみずでら)を見立てたお堂です。
清水観音堂は、京都の清水寺の義乗院春海上人から、同寺安置の千手観世音菩薩像が天海大僧正に奉納されたことにちなみ、清水寺と同じ舞台作りで、初めは上野公園内の「擂鉢(すりばち)山」に建てられました。清水観音堂のサイトより引用
とあります。この舞台作り、見事に京都の清水寺を彷彿とさせますよね。こちらの参拝時間は7時からとなっています。ちなみに観音堂に登るための階段があるのですが、こちらは清水坂と名付けられています。
これも京都ポイント高い。ちなみに清水の舞台からはこんな感じで不忍池の弁天堂を見ることができます。
伏見稲荷のような見事な鳥居 花園稲荷神社
清水坂を下ってまたさっきの緩やかな上り坂を上っていくと今度は左手になにか見覚えのある景色が・・・。
そう、京都の伏見稲荷の千本鳥居のような花園稲荷神社の見事な鳥居です。こちらから入って階段を下ると阿謎の稲荷神社とお隣に五条天神社があります。残念ながら伏見稲荷神社ほどの千本鳥居と言うわけにはいきませんが、確度次第でそれっぽく見える・・・気がしませんか?
そんなわけで上野公園で京都(風)の清水寺(風)と伏見稲荷(風)を散歩しながら花見もできるというわけです。桜の花を見ていても楽しいですが、少し見る場所を買えると上野公園にも色々とあることが分かります。
そして京都だけではなく栃木県と滋賀県の観光もしてしまいましょう。
栃木県の日光東照宮のような上野東照宮
ちょっと分かりにくい場所にあるのが上野東照宮です。東照宮の名前の通り徳川家康公を祀っています。こちらも参道を桜が彩り、参道の途中では五重塔を見ることもできます。
ただ開門が9時とのことで早朝に行くと東照宮を見学することができませんのでご注意を。柵越しに東照宮をみることはできます。
滋賀県の琵琶湖を模して造られた不忍池
さて上野公園の西にある池、先程の清水観音堂からも見ることの出来たのが不忍池です。こちらは滋賀県の琵琶湖を模しています。なぜこんなところに琵琶湖を作る必要があったのか。ぜひ皆さんググってみてください。「寛永寺 成り立ち」とか「琵琶湖 不忍池」なんかで調べると良いと思います。この不忍池も桜の名所ですよね。
おまけと言ってはなんですが、上野公園は大仏も見ることができます。
上野に大仏?
こちらも早朝は参拝することができず。10時から参拝可能です。大仏とは言え奈良の大仏のように坐像ではなく頭部だけが鎮座しています。胴体は震災や戦時の徴用によって喪失してしまったのことです。しかしこれ以上落ちない大仏として合格祈願などに人気があるそうです。
さて上野公園で京都風の花見を楽しめることをお伝えしてきました。もちろん京都の清水寺や伏見稲荷に比べると規模間は何とも言えませんが、それでも雰囲気は楽しめると思います。ただ上野公園に桜を見に来たでもいいのですが、清水観音堂や花園稲荷神社をめぐってみるともっと楽しめると思います。
早朝の上野公園の花見は?
随分前に桜が満開の京都に行ったのですが人人人。まあ仕方がありません。上野公園も桜の時期は人人人です。そんなわけで早朝の花見をお勧めいたします。僕が訪れたのは6時半くらいですが、それでも人はかなりいました。とは言えニュースなどで流される映像に比べたらまばらです。
花見を楽しみたい人はぜひ早朝の上野公園でゆっくりと楽しみましょう!
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